宥貴のお寺日記

津島の奥の院・宝寿院の日常を、新米尼僧が細々と綴っております。 

福島いわき市にてプチ同窓会

私が智山専修学院を卒業して一年半以上が経ちました。

専修学院は総本山智積院の中にある宗門の教育機関。

私はそこで丸々一年間、総勢21人の修行僧達と同じ屋根の下、同じ釜の飯を食って、苦楽を共にしながら過ごして参りました(;ω;)

 

そんな同期達に会いに、先日福島県いわき市まで遠征して参りました💨💨💨

といいますのも、同期21人中何故か4人もいわき出身なのです😅行き甲斐がありますよね🎌

 

夜は皆んなで集まって食事をしました🍢🍻

久々にも関わらず、会えばすぐに「僧堂生活の束の間のまったりタイム」のようなムードになれるのは、やはり一年生活を共にした仲間だなぁ☘と思いました。

また、一人で訪ねて行ってこうして仲間が集まってくれるというのは本当に嬉しいですね💐

 

 

次の日は皆んなのお寺にお参りに行きました。

私と同い年で二人の小さな娘のお父さんもしっかりやりながら頑張る同期。

お寺の付属幼稚園の副園長もこなしながらお坊さんもつとめるナイスミドル(?)同期。

相変わらず天然で妙にほのぼのする同期(笑)

 

 

卒業後それぞれの環境で精進し、ちょっと頼もしく成長した皆んなの姿に刺激を貰いました🔥

 

 

 

 

さて、今回は私が学院中一番の仲良しだったF君のお寺にお世話になりました♨

 

実はF君のお父さまは昨年の丁度今頃突然お亡くなりになり、その時私は駆け付ける事が出来なかったので一回忌が来る前にはお参りさせて貰いたいと思っており、今回の福島訪問となりました。

 

お坊さんの衣を着ての仰々しいお参りではありませんが、御詠歌セットを持っていってご供養の奉詠をさせて頂きました💐

 

 

 

話は少しズレますが、、

 

同期21人中、私は唯一の尼僧でした。

男も女も同等にみっちりシゴいてくれるのが智山専修学院の良い所ですが、有難いことに皆んな本当に親切で良い仲間に恵まれました😭✨

 

中でも3歳下のF君とは入学当初から何故かとても気が合って、いっつも一緒にいました🎌

F君が私を遥かに凌ぐ高い女子力の持ち主だったのと、お互い結構腹黒いという共通点が良かったのかもしれません(´ω`)笑

 

そんなF君は、私達の同期の中で誰よりも早く住職になりました。

檀家さん達のお墓を預かるお寺の住職になるということは、過去何百何千人のご先祖様のご供養を務める大きな責任があります。

 

先代ご住職であるお父様のご遷化(お坊さんが亡くなること)が突然だったので、相当不安だったと思います💦

 

しかし私は、F君が誰よりも苦悩しながらひたむきに仏様と向き合い、深い深い行をしていたことを側で見ていました。

それは真言僧にとって何よりも自信になります。

 

久々に会ったF君は、学院の頃と変わらず真心を込めて檀家さんのお参りをしていました🙏🏻

そんな姿を見るとやっぱり嬉しいですね^_^

 

 

今回全然写真を撮って無いことに今気付きました笑

なかなか行けない場所なのに何故集合写真の一つも撮らなかったんだろう😭💦

心のメモリーに納めます♨

 

 

 

F君宅のニャンコ達の写真は異常なくらいたくさん撮ったので、どうぞ癒されて下さい🐱

 

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