とうとう、今年も残すところ1ヶ月。
忙しなくなりがちな季節ですが、一日一日を感謝して、穏やかな気持ちで過ごして行きたいものです(*・ω・)ノ
さて、毎年12月8日は成道会。
成道会(じょうどうえ)とは、お釈迦様がお悟りを開かれたことをお祝いする日、つまり仏教のお誕生日です💐
☝️昨年も記事を書いていますが、、こういうことは大切にしたいですからね!
くどくどとまた書きます笑
今から2500年前。
お釈迦様は今のインド北部にあたる小さな国の王子様としてお生まれになりました。
欲しいものは何でも手に入る。
行きたいところへいつでも行ける。
若きお釈迦様は、現代の私たちのような何不自由ない暮らしをされていました。
しかし、、
どんな豊かな生活をしていても、この世の中に溢れる苦しみについて悩んだおられました。
生老病死(しょうろうびょうし)
人は、自分で望んだわけではないのにこの世に生まれ、いくら健康に気を付けていても病を患い、歳をとり体が衰え、いずれ死んでゆく。
王様であろうと金持ちであろうと、この世に生きている誰一人としてこれらの苦しみから逃れることは出来ない。
今自分たちが良いと思っている欲望や快楽に何の意味があるのだろう?本当の心の安らぎはどこにあるのだろう??
これらの問題に立ち向かう為
お釈迦様は恵まれた生活や地位、愛する家族、何もかもを捨て去り、一人修行の道へと入っていきました。
お釈迦様が出家をされて6年の歳月が経ちました。
命をすり減らすような壮絶な苦行ではいっこうに心の平安が得られない。
お釈迦様は苦行から離れ、川で身を清め、菩提樹のこかげで静かに瞑想に入られました。
心を迷わす様々な誘惑に打ち勝ち、
12月8日、ついに、悟りへと達しました。
お釈迦様は悟りを開かれ、真の心の安らぎに至る方法を人びとに説きました。これが仏教であり、そのお釈迦様の言葉を記録したものがお経です。
お釈迦様の教え・仏教は、普段健康で順風満帆な生活の中ではもしかしたら実感がわかないかもしれません。
しかし、人生は山あり谷あり。
自分ではどうにも出来ない様な苦難が押し寄せることがあります。
そんな苦難の中でも自分を見失わずに生き抜く知恵がつまっています。
12月8日は宝寿院でもささやかな成道会をします🌸
10時からの護摩祈祷のあと、乳粥をご接待し、11時くらいから山門前にある「降魔成道の像」のご奉前にて執り行います^_^
短い法要ですので、是非暖かい格好でお越し頂けたらと思います🙏🏻✨
詳しくはホームページをご覧ください↓↓↓