ただ今宝寿院ではハスの花が見頃です🌸
山門前のお釈迦さまの像の前にも鉢を置きました。ステキです🙏🏻
こちらのハスは色が濃いピンクで花びらの数も多く、華やかな雰囲気です✨
津島神社や宝寿院の樹の剪定などをしてくださっているKさんが、鉢を二つ持ってきて下さいました🙏🏻
お釈迦様の前と、本堂の横にありますのでご来山の際は見て行って下さいね^_^
【仏教と蓮】
仏教ではハスの花をとても大切にしています。
お寺の装飾やお仏壇などにもハスをモチーフにしたものが多いですよね。
蓮の花は、私達 仏教徒の理想像・シンボルなのです🌸
また、日本中で親しまれてきた観音様は手に蓮を持ちますが、これは「慈悲」の象徴でもあります。
同じ蓮の花でも蕾の状態は「菩提心」(=悟りを求める私達の心)を、
開いた花は、私達が「悟り」に至る様を象徴しています。
仏様の教えを分かりやすく解くのに、蓮という植物はしっくりくるのでしょうね😌
【蓮のように清らかに】
私達真言宗の僧侶は、お参りの前に必ず「護身法(ごしんぼう)」という一連の作法をします。
少し難しい話になりますが、、
真言行者は手で印を結び、口に真言を唱え、心に仏様を観想する「三密行(さんみつぎょう)」というものを修行の根幹とします🙏🏻
この護身法は三密行の基本中の基本で、真言僧が一番初めに阿闍梨様から伝授される行法です💨
真言行者は一日に何度も何度もこれを結ぶことになります。
蓮の花は濁った泥の中から生えてきます。しかし、その蓮自体は泥にまみれているかというと全くそうではなく、どんな汚れも寄せ付けない清らかな姿で咲きます🌸
この世界の一切の事象・存在、私達の身の回りの物事は、この蓮華のように本来的に清らかであります。
ということは、この世界と一体である私達の心と体も同じく清らかである。
このような事を心でイメージする部分があります。
心にこのような観想を凝らし、伝授された正しい印と真言で護身法を行じます🙏🏻
私達は他人の言動によって浮かれたり悲しんだり怒ったり、イライラして八つ当たりしたり、いつも心が揺れてしまいます💦
戦争や災害はもちろんのこと、日常生活の中でも周りの環境が混沌としていると、どうしても影響されてしまうんですよね
。。
そうしていますと、自分がひどく醜い存在に思えてきます。
しかし、仏様の教えを身に付けて正しい心で自分自身を見てみますと、
醜く思えるのは心の周りに後からまとわり付いた先入観や自惚れ、執着などによるものが原因で、その下にある本来の自分自身はとても清らかなものなのです✨
とは言われても、
まあ、確かに言われてみれば?そうなのかしら??
私達はその事を分かっているようで、なかなか自覚できません💦
その事をありありと自覚し、もはや何者にも心乱され汚されることのない境地に至られたのが「仏=ブッダ」です。
その孤高で凛とした姿を先人達は蓮華に重ね、自分もこうで在りたいと願ったのでしょうね🙏🏻☘️
☝️こちらの蓮は、母が取り寄せて植えてくれたものです。
上のよりも可憐な感じですね😌✨
本当に小さな仏様がチョコンと乗っているような清らかさです🙏🏻✨
日々の仕事・生活で忙しくしていると、本来の自分のキレイな心を忘れがちになります💦
しかし、誰でもこんな清らかな蓮の花を大きく咲かせる心を持っていることを、仏様がひっそりと教えてくれているような気がします🌸
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雨上がりのハスの葉。
ロータス効果で雨水がプルンプルン✨です
私が一回食べてみたいなぁ〜と思っている憧れのスイーツ「水信玄餅」みたいです😋笑
そうそう!
お隣愛西市でこんなイベントがあるんですよ
もう今週末です。とてもタイムリーです
津島の周辺は全国的にも知られた蓮根の産地です🍴
一面に広がる蓮根畑は、七月になるとそれはそれは極楽浄土のような感動的な景色です😭✨
のどかな立田村周辺を写真を撮りながら散策しているだけて心が癒されます☘️
宝寿院にも先を見通せる縁起物「蓮根守り」があります👀✨
真鍮製の可愛い根付け守りです^_^しっかりご祈祷してありますので身に付けて下さい🙏🏻
アァ、どんどん話がそれてゆく。。。
暑い日が続きます💦
西日本の豪雨の被災者や復興にあたっている方の体調が心配ですね。
被災地の方も、そうでない方も、皆さまどうぞお身体に気を付けてお過ごし下さい🙏🏻