雨安居(うあんご)
先日、関東も梅雨入りしたそうで。
西日本の梅雨入りが記録的な早さだったので、とっくに日本中梅雨なのかとばかり思っていました…
日本って、広いんですね!
さて、
仏教の故郷 インドには日本のような四季はありませんが、雨季と乾季という気候があるそうです。
お釈迦様の頃のインドも雨期には河川の増水などで交通が困難だったり、 草木が繁り虫や蛇など多くの動物が活動するため、 修行者は旅や外での修行をやめて一か所で定住しました。
生き物の活動が活発になると危険ということもありますが、歩きまわって芽や若葉をダメにしてしまったり小さな昆虫を殺してしまったりしないように、という配慮もあったようです。
この期間の僧堂生活を安居( あんご)といい、学問や修行に専念して過ごしたのだそうです。安居の期間を過ごす精舎(精舎)という施設が今のお寺の元祖といわれています。
予定がある日にあいにくの天気だと憂鬱になりますよね…
ちょうど私も今朝は土砂降りの中、建物解体のお式をしてきました😂 神様事で雨が降るのは喜ばしいといいますし、参加者全員ビッタビタで逆に一体感のある良いお式となりました🌸
雨女だからだ!晴れ男なのに!という話題でひと盛り上がりしたりしますが、基本的に天候は誰かの力でどうにかできないものです。
お天気だけでなく体調、人間関係、仕事などなど、私達の日常には如何ともし難い事が沢山あります。 でも、自分の心の天気をコントロールすることは環境や他人を変えるよりは簡単なはずです。
思い通りに事が進まない時こそ焦らず心を落ち着けて、時にはその場に留まることも大切なんですよね♨️
雨安居のスタンスを取り入れて、心はカラッと爽やかでいたいものです。
よし。
娘がやんちゃくちゃ放題で全然捗らない日は、もうお母ちゃん何もしなーい\(^o^)/
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