今年もあと2カ月を切りまして・・・
というか、正月までもう2カ月切ってるんですね((((;゚Д゚)))))))?!
今文字にしてみて、実感しました^_^;💦
宝寿院ではコツコツと正月の準備をしております💨💨
お正月と節分のご案内を先日発送致しました📮✨
ご案内のお手紙の中に入れさせて頂いた漫画(?)をご覧ください🌸
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こんにちは、副住職の宥貴です。
さて、今回は宝寿院の厄除け薬師についてお話したいと思います。
今から千二百年程前、平安時代の初め頃。
当時の津島一帯は海抜も低い為ジメジメ・・・
疫病が蔓延していました。
そこに、熱田参りに行かれる途中弘法大師 空海が津島に立ち寄られました。
病に苦しむ津島の人々を見捨てて旅を続けるわけにはいかない・・・!
弘法大師は天王社に薬師如来像を奉安して、人々の健康と幸福を祈願しました。
すると、たちまち病厄は去り、津島は豊かな町へと発展していきました。
以来、千年以上もの間、津島牛頭天王(ごずてんのう)の本地仏として天王社に祀られていた薬師如来像でしたが、
しかし、その威光は色あせることなく、今も多くの人々の厄災を除き、信仰を集めています。
さて!
話は変わりますが・・・
津島名物と言えば「あかだ」と「くつわ」ですよね☆
実は「あかだ」は、宝寿院のお薬師様にちなんだ名物なんですよ!
古いインドの言葉で「延命長寿」という意味をもつ「アギャッダ(阿伽陀薬)」が中国(当時の唐)へ伝わり、その製法を弘法大師・空海が日本へ伝えました。
それを弘法大師が津島天王社の神前にお供えしたのが「津島名物・あかだ」の起源だそうです。
お薬師様は右手に「薬壺(やっこ)」を持っているのですが、
その壺の中身が長寿・万病の薬「アギャッダ」つまり「あかだ」であるとも言われています!
宝寿院では毎年1月1日午前0時、秘仏であるお薬師様を御開帳致します。
(御開帳は1月8日11時まで)
一年の初めにはご家族皆で、信長・秀吉も篤く信仰したと伝わる有難いお薬師様のお姿を拝んで頂きたいと思います。
そして、一年の健康と幸福を祈りながら「あかだ」を食べてほしいなと思います★
おわり
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今回の『寺報 ぼだい樹』で話題に挙げた「あかだ」
本山から帰ってきてから、本当に久々に食べました💨
小さい頃に食べた微かな印象では・・・
カタイ;_;
もう・・・絶望的にかたい!!
名古屋弁で言ったら
まーあかん、ってくらいコワイでかん!
あと、味もない😭
同じコワイでも、甘さがある分「くつわ」の方が好きでしたε-(´∀`; )
でも、20年振りくらいに食べたあかだ。
あれ・・・?おいしいよ??
めちゃウマでしたΣ(・□・;)!!
私の舌が幼かったのか、名物も名物にあぐらをかかず日々改良されているのか!
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これは「角政」さんのあかだです⭐︎
サクサクした軽い歯触り、香ばしいごま油と醤油のかおり。後から原料のお米の甘さがふんわりやってきます❤️
津島神社の東門には三軒のお土産屋さんがあって、店それぞれで味が微妙に違うそうですよ☘
私も三軒ともコンプリートしないと✨
宝寿院をお参りしたら、あかだも食べて、お薬師様のご利益をしっかり噛み締めてほしいと思います(・ω・)ノ