またまた暫くご無沙汰しておりました🙇🏻
毎日暑い日が続いていましたが、ここ二日間くらいはなんとなく涼しくて過ごしやすいような・・・気がします!
でも、これからが夏本番😱
皆さん、暑さに負けないように十分気をつけてくださいね💐
さて、私はというと・・・
今、遅れてやってきた筋肉痛にうんうん😭言いながらブログを書いている次第です。
なぜ筋肉痛かと言いますと、
下から登ったのです!
高野山に☆
智積院の講伝所阿闍梨(お坊さんに密教の修法やお経・法要の所作など事相関係のことを伝授してくださる先生)で私たちも昨年専修学院で大変お世話になったO先生が発案してくださった徒歩練行🚶🏻🚶🏻🚶🏻
本山に実習生として残って勉強を続けている学院の同期に誘ってもらい、今回私も参加させていただけることに🌸
高野山に行かれたことがある方はわかると思いますが、、
車道でもケーブルカーでも高野山の町に着くには結構時間がかかるんですよね^^;
でも、昨年専修学院で高野山に連れて行ってもらった時バスの車窓から登山道を見て、「いつか下から登ってみたいなー」と思っていたので、とても嬉しいお話でした🙏🏻✨
7月13日午前5時前。智積院から出発💨
京都駅から何やら色々乗り換えて大阪を経由して和歌山県九度山に到着。
私はただただ導かれるままついて行ったので何線で行ったのかなど詳細は覚えてませんが、駅員さんとかが何も訪ねもしないのに「高野山行きはあちらでーす」と誘導してくれたのが印象的でした。
我々そんなに高野山行くっぽい感じ出ていたのでしょうか?
・・・・・・・。
出てたんでしょうね
私は普通に山ガール🎀みたいな格好で行ってしまったので、上の方の格好まではいかずともせめて作務衣で行けばよかった❗️❗️と激しく後悔・・・お大師様に会いに行くんだから装束は整えたいところですからね✨
結果、普通に動きやすい服装で正解でしたが(笑)
九度山は放送中の大河ドラマ『真田丸』の影響で盛り上がっているように見えました🔥
「真田庵」にお参りしたのですが、私はお恥ずかしながら大河も見てないし前知識もなく「???」という感じで少し残念でした😢
人によっては激熱スポットなのかもしれないので機会があれば是非☆↓↓
私たちは九度山の慈尊院からスタートして「町石道」というコースで登りました
この慈尊院というお寺は「女人高野」とも言われ弘法大師のお母様が晩年住まれた場所として有名なんです🌟
高野山で修行するお大師様をしたってお母様は四国からやってくるのですが、高野山は女人禁制!お母様といえども結界を超えることは許されないのです。だからお大師様が月に九度この道を通ってお母様に会いに山から下りてこられたと言われています。それが九度山の語源だそうですよ🎌
今だったら「マザコンかよ!」なんて言われちゃいそうですが^_^;お大師様を始め昔の人はそれほど父母の恩を大切にしたんですね😀見習いたいところです
この慈尊院は女性から篤い信仰を集めていて、境内に奉納さている絵馬にも可愛いおっぱい❤️がついていたりととてもユニークですのでお参りに行かれた方は是非ご覧あれ
私も色々必死にお祈りさせていただきました🙏🏻
また、慈尊院様から温かなご接待も頂き感謝致します🙇🏻✨
さて、お参りを済ませたらいよいよ出発です💨💨💨
↓慈尊院からのの登り口
↑町石道にはこのような石塔が一町(約109m)ごとに立っています。
九度山の慈尊院から高野山の壇上伽藍まで約22㎞の間に 180本の石塔が道しるべとして立てられています。
また石塔には仏様を表す梵字が彫られていて、その下に「百七十九町」「百七十八町」などと書いてあります。我々参拝者はこの石塔を通過する度に合掌礼拝して、仏様とご縁をいただきながら登ります。
石塔には寄進者の名前も刻まれているのですが、女性の名前が多くあるそうです。明治時代までは女人禁制の行場でしたので、せめて石塔だけでもお大師様のお側へ!という昔の女性の願いが伝わってくるような気がします
それを思うと同じ女性でも私が今こんな風にお参りさせて頂けることに感謝ですね!
この日は天候も悪く、登り始め数時間は雨が降ったり止んだり、おまけに蒸し暑いし、足元はグショグショだし・・・ブーブー言いながら歩みを進めていた私ですが
ある瞬間から不思議と体が楽になり足取りも軽く感じられました
きっとお大師様が「頑張れ頑張れ」と応援してくださっていたんだろうなぁ^^
この道も昔お大師様が実際に歩かれたんだなと思うと、とても感慨深い気持ちになります
しかし・・・お大師様は何時間くらいで登られたんでしょうね?しかも月に9回も往復!!!やっぱりスーパーヒーローです☆
クマが出ても・・・お大師様がいれば勇気が出てきますね☆
続きます