早朝の地震、本当に驚きました。
今の所とびきり大きな被害はないようでホッとしましたが、、
うちの方はあまり揺れは感じませんでしたが、朝テレビをつけて驚きました💦
被災地の方はかなりショックが大きかったのではないでしょうか。
日も暮れて、今晩は凄く不安な夜でしょうね。五年前のことをあれこれ思い出して眠れないこともあるかもしれません。
そんな人たちの心が少しでも安らかでありますように🙏🏻
さて、今日は教区で「報恩講」という法要がありました!
色々な宗派で報恩講の法要をやると思いますので、耳にしたことがある方もいると思います♨️
私達、真言宗智山派は真言宗の中でも「新義」というグループに分類されていて、興教大師 覚鑁(かくばん)さんを、弘法大師 空海に続くリーダーとして敬っています✨
でも覚鑁という方は、空海さんに比べるとちょっと知ってる方が少ない印象がありますし、私も学院に入るまで全然知らなかったです^_^;
覚鑁上人については、またいずれ書きたいなーと思います😘
とにかく、報恩講は覚鑁さんの命日に執り行われる法要なんです💐
本当の報恩講の日程は12月12日です
今日我々は、また二箇法要を勤修しました
今回私は、声明の奠供(てんぐ)という役をやらせて頂きました。
我々真言宗のお坊さんが一番よくお唱えする声明で、ちゃんと出来て当たり前だよね^_^?みたいな声明なので・・・
そういうのが一番緊張感するんですよねぇ〜ε-(´∀`; )
覚鑁上人への報恩謝徳の気持ちを込めて皆で一生懸命お勤めしてきました🙏🏻
覚鑁上人からの流れを脈々と守ってきた京都の智積院の報恩講は、なかなか面白いんですよ☘
「論議」という、今で言うところのディベート?をするんです🔥
毎年能化様から仏教の教義に関するテーマが発表されて、それについてお坊さん達が熱い討論バトルをするのです💨
と言っても今は、何というか・・・形骸化してしまっていて、私は恥ずかしながら台本を覚えるのが精一杯で、その議論の内容まで深く理解することはとても出来ませんでした。。
昔のお坊さんは、厳しい修行もさる事ながら、勉学も半端無いんです💨💨
去年、私が専修学院にいた年は四年に一度、能化様の交代された年でした。
そんな年には、その名も恐ろしい(?)「不断陀羅尼会(ふだんだらにえ)」という法要が行われます。
文字通り、夜通し絶える事なく陀羅尼を唱え続けるのです(⌒-⌒; )!!
11日の夕方から12日の明け方まで続きます。
暗闇の中。
ぼんやりと蝋燭の灯りの漏れる古いお堂から、僧侶達の読経が低く聴こえる様子は・・・
不気味と言えば不気味ですが^_^;
凄く荘厳で恍惚とするような、私にとっては涙が出そうな有り難い体験でした✨
覚鑁上人がお亡くなりになる直前もこの様に弟子たちが上人の為に陀羅尼をお唱えしたんですね。
あとは、11月の後半くらいから智積院の長い参道に提灯がズラーーーーっと立ち並びます。この提灯台、結構重いし、提灯も大きくて立派です。
専修学院生がせっせと設置してるんですよ^^
紅葉もいい感じ🌟
今がまさにこんな感じなのかなー
そして、12月11日の夕方からはその提灯に蝋燭の灯りがともされます🔥
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しっかし、ひどい写真ですね^^;
手ぶれの酷い専修学院のショボ・・いや、ちょっぴりレトロなカメラで撮った写真を頂いてきたので、、
実物はもっと素敵なんです!!
時期的に、世間はクリスマス❤️なんでしょうが・・・
京都らしく、静かで厳かな雰囲気に身を置かれるのも素晴らしい体験になるはずですよ(・ω・)ノ
俗っぽいことを言うようですが、こんなフォトジェニックな雰囲気なのに人もまばらで超穴場です!
もちろん、仏様へのお参りもお忘れなく⭐︎
機会があれば是非是非、智積院の冬報恩講にお出かけください😄✨